シードラウンドにて、マイクロアドおよび台湾・和創投資を引受先とする第三者割当増資を実施しました。
※本記事は、2026年6月10日に配信したプレスリリースの内容を掲載しています。
WAKEI、マイクロアドおよび和創投資からシードラウンドの資金調達を完了し、本格始動
〜グローバルアドテク企業の日本市場展開を牽引してきた井料武志が率いる、日台デ ジタル広告市場の成⻑を加速する新たな挑戦〜
日本および台湾においてデジタルマーケティング支援サービスを展開する和慧株式会社(WAKEI Inc.、本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:井料 武志、以下 WAKEI)は、シードラウンドにおいて、台湾の和創投資股份有限公司(Ho-Chwan Investment Co.,Ltd.、以下 和創投資)からの追加出資、および株式会社マイクロアド (本社:東京都渋谷区、以下 マイクロアド)からの出資を受け、資金調達を実施したことをお知らせいたします。本調達により、WAKEIの資本金は約 1.3 億円(資本準備金含む)となります。 本調達は、単なる資本提携にとどまらず、デジタル広告を軸としたデータプラットフォーム事業を展開するマイクロアドと、台湾最大級モビリティグループ和泰集団 (Hotai Group)の共同創業家の投資会社である和創投資による、強力な戦略的パートナ ーシップが実現したことを意味します。両社のアセットと井料武志のグローバル人脈が融合することで、ITD領域および日台クロスボーダー事業における他に類を見ない強固な実行基盤を早期に構築することができました。
■WAKEIの狙いと市場背景
世界のプログラマティック広告市場は、従来のスマートフォンやウェブメディアにとどまらず、CTV(コネクテッド TV)やリテールメディアといった新たな領域への予算シフトを背景に急成⻑を遂げています。米国 Grand View Research 社の調査(※1) では、同市場は2030年までに2 兆 7,530億米ドル(約 420 兆円)規模に達すると予測さ れており、グローバル規模での国境を越えたマーケティング展開が加速しています。 しかしながら、日本および台湾のデジタルマーケティング領域は、言語の壁に阻まれ、世界のトレンドからは遅れをとっているのが実情です。かつてはグローバルデジ タル企業も競って日本市場への参入を目指していましたが、近年では高成⻑を続けるインドや東南アジア市場が優先される傾向も強まり、日本市場への新規参入や投資は減少傾向にあります。しかし、裏を返せば、グローバル市場との接続や最新テクノロ ジー導入の余地が大きい状況にあるとも言えます。
WAKEIは特定のプラットフォームに依存しない「独立系」の強みを活かし、ITD(イ ンディペンデント・トレーディング・デスク)事業を通じて、未上陸の世界最先端のアドテクサービスをいち早く導入・提供します。
また、日台クロスボーダーマーケティング事業では、台湾で40 億件以上の購買データ を保有する人気アプリ「Invos Data」をはじめとする和創投資出資先企業群、マイクロアド台湾現地法人とのパートナーシップを推進します。
■本プロジェクトにおける「強力なアライアンス」
本プロジェクトは、台湾最大級のモビリティ・コングロマリット「和泰集団(Hotai Group)」の共同創業家の投資会社として、数多くの台湾デジタル企業に出資・支援を行う「和創投資」と、日本を代表するデジタルマーケティング企業である「マイクロアド」がタッグを組む意欲的なアライアンスです。
CEOには、楽天でグローバル広告ビジネスを立ち上げ、Appier(台湾)、 Mobvista/Mintegral(中国)の日本法人設立、InMobi(インド)や Outbrain(現 Teads、 米国)などグローバル大手の外資系デジタル企業でカントリーマネージャーを歴任してきた井料 武志が就任。充実したプロダクトアセット、現地ネットワーク、そしてグ ローバルでの事業経験を持つパートナー・メンバーが結集し、日台市場における事業推進体制が整いました。
■各社代表・役員からのコメント
和創投資 董事⻑ Wang-Teh Ko 氏
マイクロアド社の本プロジェクトへの参画を心より歓迎いたします。同社はすでに台北に 100名規模のオフィスを構え、台湾でも深く信頼されている存在です。今回のWAKEIへの資本参加を機に、マイクロアドの優れたアドテクノロジーと、我々が持つ現地のデジタルネットワークが融合し、日台のマーケティング市場をさらに活性化させると確信しています。
株式会社マイクロアド 取締役副社⻑ 榎原 良樹 氏
当社はこれまで、インバウンドビジネスの最重点地域として台湾市場への投資を積極的に進めてまいりました。この度のWAKEI 社への出資、ならびに和創投資とのパー
トナーシップ深化は、当社が推進する台湾および華僑ネットワーク戦略と軌を一にするものです。本件を契機として、既存のインバウンド事業の強化にとどまらず、当社が培ってきたデジタルマーケティング事業の台湾市場への展開が加速するものと確信しております。
和慧株式会社(WAKEI Inc.) 代表取締役 CEO 井料 武志
日台を代表するキープレイヤー両社と、この強力なアライアンスを結べたことを大変誇りに思います。当社はこれまでクーポンリワード広告など、インバウンド領域で着実な成果を上げてきましたが、いよいよ日本、そして台湾の双方の市場で、我々の本命であるITD事業が本格始動します。この『最高の布陣』で日台の境界を越え、プログラマティック広告市場の成⻑を加速させ、日本と台湾を起点に、再び世界と戦える
真のデジタル企業を創り上げてまいります。
■各社概要およびプロフィール
和創投資(Ho-Chwan Investment Co.,Ltd.)
トヨタ・レクサス・日野自動車の台湾における総代理店であり、台湾最大級のモビリティ・コングロマリット「和泰集団(Hotai Group)」の共同創業家メンバーによって設立された投資会社です。グループが70年以上にわたり築き上げてきた台湾国内での圧倒的なネットワークと信頼、そしてモビリティ、金融、小売に及ぶ広範なビジネスアセットを背景に、次世代のデジタルインフラ構築を支援しています。
株式会社マイクロアド
2007年に 「サイバーエージェント」の社内事業からスピンアウトして設立。2022年に東証グロース市場へ上場。220以上の企業から提供を受ける膨大な消費行動デー
タを集約したデータプラットフォーム「UNIVERSE」を軸に、業界業種に特化した様々なマーケティングプロダクトを展開しています。また、アジア圏を中心とした海外でのマーケティングコンサルティング事業を行っています。
【和慧株式会社(WAKEI Inc.) 会社概要】
会社名: 和慧株式会社(WAKEI Inc.)
設立: 2025 年 10 月
代表取締役 CEO: 井料 武志
ホームページ: https://www.wakei-inc.com/
所在地: 東京都千代田区丸の内1丁目9-2 グラントウキョウサウスタワー 9F
事業内容: 日台クロスボーダー・デジタルマーケティング事業、プログラマティック
広告運営事業 等
【代表取締役 CEO 井料 武志 略歴】
関⻄学院大学卒。産経新聞社を経て、All Aboutのスタートアップに参画し、同社のIPOに貢献。その後、楽天ではエージェンシー営業部⻑、国際広告部⻑を務め、国内外の広告事業の拡大を牽引した。また Appier(台湾)、Mobvista/Mintegral(中国)、InMobi(インド)、Outbrain(現Teads、米国)など、世界有数のアドテクノ
ロジー企業において日本法人責任者を歴任。日本市場への参入・事業立ち上げを主導し、国内外の広告主・代理店・メディアとの幅広いネットワークを構築してきた。
2025 年、和慧株式会社(WAKEI Inc.)を創業。代表取締役 CEO に就任。
代表取締役 CEO 井料武志
(※1)出典:Grand View Research, Inc. "Programmatic Advertising Market Size & Trends"